手足口病が流行しています。

7月頃より手足口病が出始めて今も流行中です。 毎年夏に流行しますが、今年は15年ぶりの大流行と言われています。

手足口病は口の中、手足に水疱様の発疹が出るウイルスの感染症です。まだかかったことのない乳幼児を中心に流行します。今年の手足口病は38~39度の熱が出て口の中に口内炎が出てヘルパンギーナかと思っていると、後から手足や肘、膝、お尻に水疱様の発疹が出てくる人が多く、時に腕、すねにも赤い発疹が出る人もいます。

特に薬を使わなくても約1週間もすれば自然に改善します。ですが、まれに髄膜炎や脳炎を起こすこともある病気なので高熱や、元気がない場合は気を付けて経過を見る必要があります。

手足口病のウイルスは10種類以上有ると言われており、何度もかかることがあります。症状が無くなってもウイルスは便の中に長期間排泄されますので感染予防の為 十分な手洗いが大切です。