RSウイルスが流行しています

5月下旬ごろからRSウイルスが流行しており、保育所や幼稚園を休むお子さんが増えています。

RSウイルスは何度も感染するウイルスですので、大人や大きいお子さんがかかると咳がひどい風邪症状ですが、免疫のない乳幼児がかかると39度を超す高熱が4~5日も続いたり,痰きれの悪い強い咳が出て喘息のようなゼイゼイした呼吸困難をおこす細気管支炎や肺炎をおこすこともあります。

RSウイルスを抑える薬は有りませんので、咳や痰の薬を使いながら自然に回復するのを待たなくてはなりません。無理をせず安静にしながら様子を見ましょう。

呼吸が苦しくなってきたり、高熱が続き食欲元気がなくなる場合には入院治療が必要になります。